予感。
2007年 04月 17日
さらに数週間が過ぎた。
こういうときはジタバタしてもしょうがないのだ。
ダメとなれば、それはそれ。
縁がなかったということ。
我ながら、達観してるというかあきらめがよいというか
ようするにテキトウなわけだけれども。
ところで、ワタシ、時々妙な予感がしたり
夢を見たりすることがある。
10年くらい前のこと。
夢を見ている。
2番と7番のゼッケンをつけた馬が向かってくる。
2,3メートルくらいの距離ナナメ上からそれを見ているイメージ。
で、目が覚めた。
『2-7・・・。』
ぽつりとつぶやいた。
隣で本を読んでいた彼女から『ナニそれ。寝ぼけてんの?』と問われる。
『うん、夢。赤と黄色だったかな。ゼッケンで2と7の馬が走ってきた。
・・・競馬で大きいレースって何かもうすぐあったりする?』
『もう年末でしょ。有馬記念。・・・常識の範囲よ、コレ。』
『そっか・・・。シャレで買ってみよっかな。
2と7っていう数字で買える?』
『27ってわけじゃないだろうし。数字2つなら連勝ね。枠連か馬連。』
『ふーん。どこで買うの?馬券って。』
『競馬場とか、場外馬券売り場とか。近くにもあるよ。
私、今度買いに行くから一緒に買っとこうか?』
『いい?じゃ、枠連で500円、馬連で500円とか買える?』
笑いながら彼女は言う。
『微妙ーにセコイわね。ツキが逃げそう。ま、いっか。買っとく。』
『サチも同じの買っていーよ。』
『そんな適当なのあたるわけないじゃん。
競馬はね、数学と血統なの。ちゃんと狙って買う。』
結果、ワタシはあぶく銭の3万円を手にすることとなった。
あぶく銭はワタシの隠された能力に
驚き感動していた彼女と飲んで騒いで消えた。
それから彼女と別れることになるまでの間、
彼女は大きなレースの前には必ずワタシに夢を見たかと尋ね続けた。
その度にワタシは『うんにゃ。』と答え、
彼女は『使えないわね。』とつぶやいた。
小さなときから、時折、このようなことがある。
予感めいたものがおりてくる瞬間があるのだ。
数年に1回程度という極端に頻度の少ないものだけど。
たいていは風景とか、映像が浮かんで
それに、あ、これこうなる、という感覚がくっつく。
今回、初めてこのマンションを見にいった時、
エントランスから空を眺めた風景に同じ感覚がした。
あ、ここに住むことになる・・・という感じ。
自分自身、心霊関係はあまり興味ないし(コワイし)、
もろに信じてます!ハンドパワー!ムー愛読!というタイプではないが
なんとなく、そういうものもあるかもなあ、とは思っている。
でもそういうことより、どうなりたいとか、実現に向かって
がんばる努力とかのほうが、より具体的でリアルな力だ。
なので、まぁ今回ははずれたかもな、くらいに思っていたのだ。
by totoex
| 2007-04-17 21:18
| カモナマイハウス