人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『おとうさんといっしょ。』では書けないことをいろいろと。


by totoex
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

愛と平和とワイシャツとワタシ。

昨日は会社の近くで、ヨメ&ムスコと待ち合わせ、外で夕食。

で、食事を終えた後、ヨメが洋服保存ビニール?が必要とのたまうので
3人で近所の何でも屋さんに立ち寄った。

ヨメがその他にもちょこちょこと買いこんでいる間にふと見つけたDVD。

WoodStock。

1969年。ワタシが生まれた年にNY郊外で行われた音楽フェス。

1200円という価格に釣られてお買い上げ。

おお。フーもでてたのね。
知らんかった。

しかし。
音楽として聞いていたのと、こういうドキュメンタリーで見るのとではまた大違いだ。

単なる音楽フェスという位置づけではなく、社会的なイベントの
意味合いが強かったのだろうなぁ。

まだ、音楽が商品である前に、生き方、思想、自己表現であった時代。
そしてそれが社会を変えうるのだと信じられていた時代。

少し羨ましく思いながら見ていた。
ここに集った彼らは今、どんな50代、60代になっているんだろう。

と、考えていて、今、アメリカではipodの中にどんなコレクションがあるかで
持ち主の人間性を推測されるというハナシを聞いたことを思い出した。

そういう意味においては音楽が生き方、思想、自己表現であること、
それ自体にきっと変わりはないのだ。

以前は発信者にとってそうだったものが、現代では受信者側にとってそうなってきたということ。
それは音楽がより身近になってきたことでもあるんだろう。

そしてそれはこれから発信者側であるアーティストに向かっていく気がする。
商業主義よ、サラバ。

とはいかないな。きっと。

モーニング娘やマツケンサンバにもまた存在意義はあるのだ。
by totoex | 2005-04-29 15:01 | 欲垢の日々