情熱と狂気のあひだ。
2007年 04月 17日
ヨメはムスコと一緒にまだ奥のマンションのエントランス周りを伺っている。
『ねぇ、5階の一戸だけ、メールボックスに名前の入ってないとこがあるのよ。
売りにでてるか、聞いてみてよ。』
え。ワシですか。なんでワシが聞かなならんとですか。
だいたいダレに聞くのよ。
『あそこにほら、管理人さんいるみたいだし。』
『マジすか?なんかあやしくない?そこまでやるか?』
『そうだ!チラシつくろうよ。買いますって。でここのポストに入れとくの!』
・・・それきっと全部ワタシがやるんでしょ。やだよ。
『落ち着け。キモチは分かるが、それで間取りが
気にいらなかったらどうすんのよ。
ね。少し冷静になってくれ。頼む。』
盛り上がると手がつけられないのは知っていたが、これほどとは・・・。
『そもそも不動産屋でも人気の物件で待ちもいるって言ってたでしょ。
ないものねだりのコドモ状態に陥ってますよ。ね。
すこーし冷まそう。あせることないし。』
『うーうー。ぶるるる。なんでそう冷静でいられるのよぅ。』
え。それはそのう・・・。
『アナタは新築のほうが気にいってるのね。
わたしもまぁ、いいなぁとは思うけど。
でもこの後ろのほうが気になるの。
あー。なんかイヤとこがあればいいのに。あ”ー!』
キミには”普通にあきらめる”という選択肢はないのか。
B型おそるべし。
って、別に血液型関係ないか。
by totoex
| 2007-04-17 18:22
| カモナマイハウス